先週の7/25(Sat)にJuly Tech Festa 2020(以下、JTF)に登壇させてもらいました。
発表資料はこちら
朝10:00からのセッションにお越しいただいた皆さん本当にありがとうございました。
なんか別所で運営が「強い発表者が集まった死の組と言われる時間帯」と言っていたと聞かされたけど、 イベント運営する側からすると、やはり朝から人を集めたいのでトップバッターに強い人達を置く気持ちはすごくわかるw
終わったあとに知り合いから「SpeakerDeckだと資料のリンクが踏めないので補足のブログでも書いたら?」と言われて、 QAも1つしか回答できなかったのでそれも含めて補足を書こうと思ったので今こうして書いております。
QA(slido)
当日は質問を一つだけしか拾えなかったので、JTFのスタッフにお願いしてslidoに書かれていた質問をもらいましたので以下回答。
Q1. グループ間と社外それぞれの取り組みの使い分けのようなものはありますか?
どちらもコンテンツとしては共通の発表、議論、展示、ワークショップを行っていますが少しだけその中身を変えています。
社外(一般)向けはNTT Tech Conference #1のアンケートに「内輪感」や「中の愚痴っぽい話」のような指摘を頂いていたので、 なるべくそういった話が出ないようにしつつ、NTTグループらしいはなしができればと思って発表提案を募集しています。
ただ、グループ内のイベントでは逆にそういった「内輪感」や「中の愚痴っぽい話」といったものをを出すことで、 NTTグループ内での交流や改善を促していけるのではないかということで、発表提案ではNTTグループ限りの話などがあった際は、 積極的に採用をしています。
Q2. ソフトウェアだけではなく、電気などの分野の技術者も多いかと思いますが、ソフトウェア以外の分野の技術者にも声かけをしているのでしょうか?それとも、ソフトウェアにテーマを絞っているのでしょうか?
イベント当日は時間の都合、この質問だけお答えさせていただいたのですが改めて回答させていただきます。
現在はソフトウェア系を中心にお声がけさせていただいておりますが、ソフトウェアでなければ駄目という制限は設けておりません。
NTTグループでは活動が多岐にわたっているため、ご質問にあるようにソフトウェア系以外にも電気や光ファイバーなど様々な分野の技術者、研究者がいます。 過去にはNTT研究所においてマクスウェルの悪魔に関する研究発表があり、スタッフの中でNTT Tech Conferenceに呼べないかと検討したこともあります。
この件については、私は熱力学などがあまりわからないので、大学で物理学を先行していたスタッフに話を聞いてもらったところ、 あまりに専門的すぎてイベントに呼ぶと参加者がついていけない可能性が高いということだったのでお声がけを見送るということも有りました。
ただ、現在のNTT Tech Conferenceも最初はソフトウェアメインで始めたものの、 参加者の声などをアンケートや直接お聞きし、NWやセキュリティなど分野を少しずつ広げてきています。 もし強いご希望があれば、こうした方々にもお声がけし、イベントでの発表などを企画させていただきたいと思います。
Q3. イベント業者さんにお願いしているのは、どのあたりですか?
現在NTT Engineers' Festa の#2, #3の2回をイベント業者さんにお願いしました。(#4はオンラインでやったので業者さんはお願いしてないです)
お願いしたのは
- イベント企画(#2のみ)
- イベント準備・設営の一部
- 当日の受付
- 当日の誘導係
- 懇親会の手配
イベントの企画が#2のみなのは、いままでスタッフだけで試行錯誤して手探りでイベントを企画したものの、本業の人にお願いするとどうなるのかという学びの意味で発注させていただきましたが、マニュアルやノウハウの一部をいただけたので、#3からはこの部分についてはお願いをせずに自分たちで再度行っております。
受付、誘導などについては、今までスタッフで行ってきていたものの、参加者がこない間はただ立ってる or 座っているだけになりがちで、スタッフがイベントを楽しめないということも有り、それを回避するためにイベント業者の方にお願いをしています。
懇親会については店との間に入ってもらい、打ち合わせの調整などを行っていただいております。
Twitterでもいくつかコメントを頂けたのでそれにレスをさせてもらったりしていました。
企業文化について
NTTグループの方の、こうした実直かつ大規模に活動はいつも素晴らしいと思います。何か他社にはない、企業文化のようなものがあるのではないかと推察します。 https://t.co/sjJfKNEAuz
— Norio Nishioka (@no_24oka) July 25, 2020
リプライありがとうございます。自発的な活動素晴らしいです!実は資料に記載のTech Conferenceのいずれかにお邪魔したことありますが、とてもいいイニシアティブだと思いました。
— Norio Nishioka (@no_24oka) July 25, 2020
はたらきかたについて
規模がデカいとズレもデカイのかな?と改めて感じた。
— GakujiTamaki@July Tech Festa 2020運営スタッフ (@gkzvoice) July 27, 2020
「PCを持ち出せる」転換がテレワークの定着に--NTT Comの取り組みhttps://t.co/cxnDiKJs8s
メインターゲットではないという背景があったのですね。
— GakujiTamaki@July Tech Festa 2020運営スタッフ (@gkzvoice) July 27, 2020
なるほど。それでも有志で検証して、リモートワーク体制にガッと移行するぞ!という雰囲気作りと絶えず変わり続けよう!という会社全体の意思の強さのようなものを感じました。
1年くらい前から有志でトライアル検証してたら、このリモートワークの流れになってそのままこれ使えるやんという流れでして…(結果オーライなやつ)
— まひと / Mahito (@Mahito) 2020年7月27日
資料リンク
発表資料の中で使っていたリンク一覧です。
- NTTグループに関する数字
- NTTのエンジニア有志が集まるきっかけ
www.slideshare.net
- Slackのinviteを可視化するツール(多分現在はSlackの仕様が変わって動かない)
- NTT Tech Conferenceのイベント募集などはこちらでやってます
- 昔私が書いたいNTT Tech Conferenceに関するポエム
- NTT Tech Conference #1に関する記事
- @tokoroten さんの名作
- NTT Tech Conference #2で一番話題になった発表
www.slideshare.net
※発表者の土井さんは現在別会社で働いておりますがこの技術を生かしてこんなこともしてます
おわりに
今回JTFという場で発表をさせていただき、いくつかの質問やコメントを頂けてよかったです!
まだまだ喋りたいこともあるのですが、時間も限られているので発表資料としては今回ココまでとなりますが、 またどこかでお話できればと思っております(NTT労働組合のxx本部に乗り込んでいったはなしとか)
次はNTT Tech Conference #5を企画していければと思っておりますので、 その際はぜひご参加いただけると幸いです。