とんちゃんといっしょ

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コンビニに猫

学校へ行く前に近所のコンビニによると猫がいた。


この猫は私が知る限り2月ぐらいから度々現れていたのだが、ここ1ヶ月ぐらいはコンビニに行くたびに見る。
そして、その度に店から出てきたお客の誰かが餌をやっているのを目にする。
果たしてこれはいかがなものなのだろうか。


別に野良猫に餌をやるなとは言わない。
私は猫が好きな方だし、たまには野良猫を手名づけようとすることもある。
しかしながら、コンビニに猫が居つくなんて状況はどう考えてもおかしい。
コンビニ側はこれを何とかしようと思わないのであろうか?


猫はすでにここにいれば人間から餌をもらえると覚えてしまったのだろう。
現に私が店に入ろうとすると足元でにゃーにゃ鳴いて付いてくる。
もはや警戒心なんてものはこの猫にはないらしい。


あいにく私はそんな媚びた猫には興味がないので店に入って用事を済ませる。
そして外に出てくるとおばさんがシーチキンの缶を猫にやっていた。
おばさんは缶ごと地面において満足して帰る。
猫も満足して餌を食べる。
で、誰がその缶を処分するのだろうか?


当人同士が満足していても、第3者から見れば滑稽な話である。
おばさんはゴミのことなど忘れているし、猫がゴミを片付けるわけがない。
結局ゴミを片付けるのは店側なのだから、店側が猫に餌をやるなと言うか猫をどうにかするべきだと思う。


もう一度言うが別に私は猫が嫌いなわけではない。
しかしながら、コンビニに来る客の中には猫が嫌いな客もいるであろう。
そんな人間に猫が擦り寄って行って蹴られるかもしれない。
また、いたずら半分で餌に毒を仕込むことも可能である。
それ以外にも、車で買い物に来た客の車に轢かれるかもしれない。


・・・こんなことを考えるのは私ぐらいなのではないだろか?


結局誰もがいいことをしたと満足しているのだが、離れた立場から見てみるとそれは自己満足に過ぎないことはよくある。
これからもそこのコンビニは利用するだろうし、その度に私は猫を気にすることになるだろう。
だが、私はその猫の結末はきっとあまりよいものではないだろうと思っている。
そうならないためにも、誰かが家に連れて帰って飼育することを願おう。