PostgreSQLのしくみ勉強会(2010年8月28日)に行ってきた。
今回Macbookをもって行ってなかったのでメモをほとんど取れなかったから軽く書いておく。
今回はPostgreSQL9.0で実装されたStreaming ReplicationとHot Standbyについてのお勉強。
前半はStreaming ReplicationとHot Standbyについてのレクチャで、
後半はStreaming ReplicationとHot Standbyについてのハンズオン。
ホットスタンバイの説明の前に8.3で搭載されたウォームスタンバイのレクチャから入る。
8.3のウォームスタンバイではWALをアーカイブ単位で転送していたのが、9.0のホットスタンバイではWALをレコード単位で送るから、遅延が少ないしらしい。
これは9.0でwalsenderとwalreceiverが実装されたことによって、ストリーミングレプリケーションが出来るようになったので、ホットスタンバイが可能になったらしい。
レプリケーションは複数のスタンバイサーバができるが、スタンバイのカスケード構成はできないので要注意とのこと。
前半の要点はこのへんだと思います。
後半はハンズオン。
やったことは以下のとおり。
- マスターの設定
- スタンバイの設定
- レプリケーションの実験
- フェイルオーバーの実験
- マスター停止 → スタンバイをマスターに → マスターをスタンバイに
- 注意が必要な挙動の説明
これらを全部試して勉強会は終わり。
この後の懇親会にも行きたかったけど、この後は大学関係者の飲み会があったので名残惜しいが撤退。
次回のPostgreSQLしくみ勉強会は10月23日ですよ!