クラウドに届けユーカリの木
Japan Eucalyptus Users Group(JEUG)のメンバー
・ 前佛さん -> ドキュメント翻訳
・ 肝付さん -> 技術検証
Eucalyptusに興味を持ったきっかけ
・AmazonEC2の中の人がネタにマジレスしたから興味を持った
Q.EucalyptusのようなOSSのクラウドはあるか?
A.Amazonはいろいろノウハウ持ってるからOSSなんかが勝負になる訳ねぇ!
日本Eucalyptusユーザ会
・ 目的
1.ドキュメント翻訳。日本語情報の整理
2.オープンなクラウド技術の情報共有
3.オープンクラウドの検証環境
4.非商用は無料で利用できる環境の提供
情報交換の場はWebサイト, wiki, ML
Euvalyptus概要
・ OSSのクラウドコンピューティングのインフラ
・ 仮想化/グリッド技術とWebUIを一体化
・ WebUIからは、ハードウェアの情報を隠蔽
・ 最近のプレスリリースは"private cloud"
・ OSS
開発背景
・ UCSB
・ 全米科学財団によるVGrADS(the Virtual Grid Application Development Software Project)
・ VGrADSの目的
- 大規模な計算グリッドアプリケーションの構築
- LEAD(Linked Environment for Atomospheric Discovery)
- "local cloud platform"の開発へ -> Eucalyptusの開発へ
- ローカルであればもっと処理が早くなるはず
- 仮想勧業で動作するLinuxはオープン
- OSに手を加える必要はない
グリッドの定義
広域に分散したコンピューティングシステムを連携してそのリソースを統合利用する方式
・ "The Grid"
1997年に出た言葉
Eucalyptus
・ 2009/04でVgrADSが終了
・ OSSライセンスはGPL v3で公開
・ OSS企業としてEucalyptusを利用したサービスが開始される
特徴
・ WevUIとコマンドラインツールからの管理
・ 仮想マシン(VM)をイメージから作成
- AWSのAMIと類似
・ ストレージ環境
- Walrus = AmazonS3
- Block Storage = EBS
・ 欠点
- 障害に対する復旧機能がない
- 開発途上
- 英語
・ Eucalyptus Enterprise Edition
- Eucalyptus EE with vSphere
所感
10月に公開された資料とあまり変わりない中身だった。
今回の資料も後日公開されるらしいので最終的にはそちらを参考どうぞ。
デモのほうもElasticfoxを使ったデモだったが、特に目新しいことはなかった。
講演後、意見交換。
いろいろ面白い話が聞けた。