とんちゃんといっしょ

Cloudに関する技術とか日常とかについて書いたり書かなかったり

そろそろ試合に向けて

野球の話にもネタを交える時点でもう芸人の道に染まったかと悩んでしまう。
だからちょっと真面目路線で行きたいと思う。


冬場は寒かったので、屋内でたまにウェイトトレーニングをするぐらいだった。
しかし、試合の日程が決まったのでそろそろ練習を再開する。


とりあえず一人で出来る練習は素振りぐらいなもので後は相手が居ないと成り立たない。
正直なところボール一つで出来るサッカーに比べて、そんな点で野球は劣っていると思う。
道具がなければ出来ないから世界的なスポーツとして普及していないと私は思っている。


素振りの前に軽くストレッチを行う。
次にウェイトトレーニングを軽く行って体を温めてからバットを振る。
2ヶ月ほどバットを持っていなかったせいか、自分のイメージしている軌道でバットが振れない。


一般的な打つイメージとしてはバットでボールを叩くとか弾くものだと思われていると思う。
私の父は「バットでボールを運ぶ」と言う。
しかし、私はイメージとして『切る』イメージを持っている。


叩くとか弾くとか運ぶと言うのはバッターがボールを遠くに飛ばすために適した表現だと思う。
しかし、私の場合は遠くに飛ばすバッティングを理想とはしていない。
ボールを遠くに飛ばせるに越したことはないし、それに憧れた時期もあるが私の性に合わなかった。
今の私の理想としてはボールの芯ををバットの芯で捕らえることだ。


普通なら私の言っている方法でボールが遠くに飛ぶと思われがちだが少し違う。
ボールを遠くに飛ばしたかったら、バットの芯でボールの真ん中より少し下を打たないといけない。
少しでも打つ場所を間違えるとフライになったりゴロになるので技術と経験が必要になる。


私の『切る』の表現は、投手が投げたボールに対してなるべく体の近くで捕らえ、速くバットを振る為の表現である。
どちらかといえば居合いのイメージを持ってバットを振っている。
ボールを体の近くで捕らえるということはその分ボールを見ている時間が長くなる。
結果としてボールの見極めができる分だけボールを打つ位置の調節が正確になる。
しかし、そのボールを見た時間分だけバットスィングのスピードが要求される。


このイメージを持ってボールを実際に打った場合ライナー性の打球が多くなる。
ライナーの打球は内野の間さえ抜ければ大抵はヒットになる。


ボールを長く見る分見極めができてファーボールも稼げるしヒットも稼げる。
正直チームでも打率と出塁率で言うなら上位に入っていると思う。
でもチームのヒーローは別にいるし、私もそれでいいと思う。
私はヒーローよりもそれをサポートする方が性にあっている。


とりあえずは試合までにイメージに近いスィングが出来るようにしたいと思う。