お姉様の暴走にあう。
朝御飯をはむはむしてると出勤準備をしているお姉様から声をかけられる。
「悪いけどサイズ調整に出してた服が17時30分に出来るらしいから取りに行って」
久しぶりにでたよ、お姉様のｲﾐﾌなお願い。
ちなみに、その時間帯なら学校で卒研発表の練習を見てるぐらいの時間帯。
だからはっきりと無理だと断る。
明日必要とか言うわけじゃないだろうと思って適当にあしらうと、「明日必要やから言ってんねん！」とキレられた。
そういって私に預かり証を押し付けてくる。
確かに仕上がり時間が本日の17時30分ごろになっている。
でもよく見てみると、受け取り時間が昨日の16時47分。
・・・おかしいな、昨日お姉様は私がセミナーから帰ってきた14時にはすでに家にいなかったはず。
何で16時？
おかしいだろ・・・
というか、そんなに急ぎなら土曜日の雪の中を持っていけばよかったのに。
どうせ家の中でコタツに入ってごろごろしてただけなんだからな！
学校にいるから無理だという私と、無理じゃないから取りに行けと言うお姉様。
無理じゃない根拠がどこにもないのが救いようがない。
3分ほど言い合っていると突如「この家は私に優しくない！」とか言い出すお姉様。
思わず被害妄想とかの精神病の類かと思ってしまう。
その後も「私が頑張ろうとしてるのに誰も協力しない！」とか「お前らは冷たい人間だ！」とか私だけでなく家族にも散々キレる。
じゃあ、何でそんな冷血人間に頼み事をするのかと小一時間。
そもそも、お前は自分の借りてる部屋があるんだから毎日家に帰ってきて生活してるのがおかしいことに気がつけ。
あと、社会人の癖に家で生活するなら食費ぐらいは入れろと。
散々キレたと思ったら今度は母に取りに行くように言って、断られてまたキレた。
とりあえず、17時30分になっても学校にいたので取りに行かなかった。
どうなったか知らね。
