とんちゃんといっしょ

Cloudに関する技術とか日常とかについて書いたり書かなかったり

帰りの電車で

電車に乗って帰る途中、北新地でyoppiと別れてた際に運よく座れた。


このまま最寄り駅まで座ってられると思ったらわりと混み始めた。
そして、ちょうど私の目の前に3組ぐらいの子連れの親子が立っている。


さて、問題です。
子供に席を譲るべきか。
もっと正確に言うと、どの子供に席を譲るべきか。


幸い勉強会で使ったのは頭であって体は問題なかったし、どうしても座りたいというわけでもない。
この路線の座席は全席優先座席になっているし、優先座席になってなくても譲ることは問題ない。


しかし、目の前に譲るべき対象が複数いる。
どれに譲るべきなのか非常に悩ましい・・・
というか、そもそもなんでこんな事で悩まなければいけないのか悩む。


とりあえず、一駅間だけ考えて一番小さい子供に席を譲っておいた。
最初はお母さんが断ったけど、「座らせてあげて下さい」と言ったら子供を座らせてお礼を言われた。
子供のほうもお母さんに促されてお礼をしてくれたので笑顔で手を振っといた。
でも、なんか他の親子に申し訳ない気分になった。


他の座ってる乗客も子供に譲ってやればいいのにと思うが、世の中そんなによくできてないのはよく知ってる。
座ってるキモイカップルが立っている私のことを見てニヤニヤしながらイチャついてた。


別にいい事がしたかったわけじゃない。
ただ、そうした方がいいと思うから席を譲ったわけである。
だから、褒められたいとは思わないけど笑われる覚えはない。
かなりイラっときて「死ねよ!」と思ったけど、カップルで頭がかわいそうだから堂々と優先座席に座ってるんだと思うことにした。


電車内をかなりネガティブな気持ちで過ごした。
私が降りるひとつ前の駅で、席を譲った親子が降りていった。
駅のホームで子供が手を振ってくれたのでこっちも振っておいた。
なんか少しだけ和んだ。