とんちゃんといっしょ

Cloudに関する技術とか日常とかについて書いたり書かなかったり

v2 Managed Pipeline Template

Spinnaker v1.12.0 からManaged Pipeline Template v2 というのがでてきたらしい。

www.spinnaker.io

This release adds alpha API and spin CLI support for MPT v2. See the blog post for more information.

詳しくは以下のBlogを見ろということらしい。

blog.spinnaker.io

ブログを読んでみると多分こういうことらしい(英語力不足)

MPT v2でできること

  • テンプレートの作成と編集の改善としてSpinnakerから取得したPipelineのJSONをそのままテンプレートの定義として使える。
  • spinからの MPT v2利用
  • テンプレートの標準化としてSpring Expression Language(SpEL)を、パイプラインとテンプレート用の単一の共有式言語として利用。
  • テンプレートの多重継承のサポートを辞めることで、サーバーサイドのMPTバックエンドを簡素化

今後何ができるか

  • v2 Pipeline Templateに対してFiatによる権限管理によりSpinnakerの管理者はどのユーザがPipeline Templateの作成、編集、読み込みコントロールできるように。
  • Sponnetライブラリが複数ソース、サポートされているモジュール、継承などから構成されるpipeline templateの構成をサポートすることで、MPT v1の頃よりMPTのバックエンドが大幅に簡素化される。
  • UIサポートの改善し、指定されたパイプラインのインスタンスがどのテンプレートを元にしたのか、どの変数値を指定されたのかなどを可視化が簡単に。

その他

sponnet library の変更の方を見てみたが、以前より大きい違いはmetadataとvariablesで、特に前者のmetadataのなかでscopeが設定できるようなので、ここがFiatと連携をして権限管理をしてくれるのかなと思う。

github.com