とんちゃんといっしょ

Cloudに関する技術とか日常とかについて書いたり書かなかったり

2024 年 1 月振り返り(釣り編)

1 月の釣果

  • シーバス 9 匹
  • チヌ 14匹

シーバスは去年比で 9 倍!(去年の 1 月は 1 匹)

釣ったルアーでいうと以下の通り。

やはり水が冷たく、温かい海水層に沈んでいるのかレンジが入るルアーでのヒットが多かったイメージ。

サイズも 70 cm 台が 2 匹とそこそこいい釣りができていたと思う。

でも後半になるにつれて、釣れる魚の数が減ったというか生命感が徐々に抜けてベイトが見当たらない状況に。

ベイトのいる河口域はチヌばっかりでシーバスの反応はなく足で探す羽目になったが、 最後はベイトが動くタイミングを見つけなんとか2キャッチも達成できた。

2023 年振り返り(釣り編)

去年も数字で振り返ったので、今年も数字で振り返ります。 データは釣ったときの情報をアプリとExcelで管理しているのでそこから抽出しています。

今年は昨年以上に夜の釣り時間を確保できたことや、釣り場を開拓できたので釣果が伸びた年でした。

今年の数字

まず今年 1 年間の数字として、釣行日数と釣果数、最大長です。

  • 釣行日数:152 日
  • 釣果数:
    • シーバス:153 匹
    • チヌ:28 匹
  • 最大長:82 cm

色んな意味で昨年以上の数字を出すことができましたがその詳細は以下になります。

釣行日数

釣行日数は昨年と同様にアプリ(ANGLERS)に登録していた日数です。 序盤は真面目に釣れなくてもアプリに入れたりしていたのですが、夏前ぐらいからちょっとサボり気味になったので実際はもう少し多いと思います。 ただ、8月末からはほぼ1釣行1匹以上を釣っていたので、自動的にアプリへ登録する形となっていました。

基本的には、1週間のうち 3~4 日、1回で 2~4 時間ぐらい釣りに出かける感じで、 雨が降ってる日や風が強い日はお休みという感じでの生活でした。

夏の終わりぐらいまでは家事をすべて終わらせ、子どもたちがベッドに入ってから出撃という形でした。 ただ、秋のハイシーズンからは時合の関係上、家事を終わらせると出撃という形でしたが、 家族から不満を特に言われてないので、あわよくば来年もこのスタイルで今年と同じぐらい釣りに行ければと思っています。

釣果数

数は真面目にアプリに登録&Excelで管理をしていたので、正確な数です。

今年は会って喋った人たちからは「今年は魚の数が少ない」という声をよく聞きましたが、 自分的には目標の 100 匹を超え、昨年の釣った数(76 匹)の約2倍、153匹の釣果となりむしろ数が多いのではという感じでした。 (下記 Tweet 後に数え忘れが判明し 76 匹になった)

今年数が増えた要因としては、新しい釣り場を開拓できたことだと思います。

今年は、昨年釣れていた釣り場に先行者がいて入れない機会が多く、結果として自転車で通える範囲を開拓し、開拓に成功しました。 そして釣れる釣りを経験する中で、釣り方がなんとなくわかり、元々の釣り場でも狙って釣れるようになった感じがします。

最大長

こちらも今年の目標にしていたランカー、82cm をキャッチできました。

初秋にスーサンで 79cm を取った後、でかそうなあたりはあるも ルアーだけを持っていかれることが 3 度あり、ランカーに届かない日々が続いていました。

上のランカーを釣った日は、深夜に長潮の上げから若潮の下げに変わるタイミングで、釣れると思っていないタイミングでしたがなんとか釣れました。 その後も 70cm 台はそこそこ釣れていたのですが、結局ランカーはこの1本だけとなりました。

釣った潮やタイミング

昨年もやりましたが、釣った潮やタイミングをまとめてみました。

潮名 釣った数
若潮 16
長潮 6
小潮 38
中潮 41
大潮 52

去年は中潮が一番多くの釣果を出していましたが、今年は順当(?)に大潮が一番多くの釣果を出していました。

タイミング 釣った数
上げ潮 48
下げ潮 79
潮止まり 26

タイミングも去年と反対の下げ潮が数を伸ばしましたが、これは開拓したポイントが下げのときにいいというのが大きかったと思います。

ルアーの釣った数ベスト5

ルアー名 釣った数
ima Empathy 90 125F 24
Megabass KAGELOU 100F 20
DAIWA ベイソールミノー 73S 13
邪道 Tiny 冷音 13
邪道 スーサン 12

1位:Empathy 90

Empthy 90 は夏の終わりに Youtube の動画を見て、そういえば手元にあるなと思い出しルアーボックスに入れたのがきっかけでした。

実際にイナッコボイルで使うと、魚を連れてきてくれたことから一気に一軍入りを果たし、そのまま12月までレギュラーとして活躍してくれました。

巻いてヨシ、ジャークさせてヨシ、明暗の直前で止めて流してヨシと多彩な使い方で、まさに食わせるならこれという活躍を見せてくれました。

2位:KAGELOU 100F

実は言うと昨年はあまり使う機会のなかった KAGELOU 100F ですが、今年は信じて使ってみようと秋から使ってみたところ、 ちょうどベイトのイナッコが同じぐらいのサイズだったこともあり、上を向いている魚に絶大な釣果を出してくれました。

本当にただ投げて巻くだけ、上を有無いている魚がいれば釣れるというルアーで、 ボイルがでた近くに入れて撒いてくるだけで釣れるということが何度もあり人気の理由がよく分かりました。

ただ、気温が下がり上を意識する魚が減った冬ぐらいから徐々に出番が減り、冬も釣果を出していた Empathy 90 の数に届かず 2 位となりました。 しかし、この秋で使い方がわかってきたので、来年は春先ぐらいから使って釣果を稼いでいきたいと思っています。

3位:ベイソールミノー 73S

こちらは新しいポイント開拓に寄与してくれたルアーであり、ベイトが沈んだ時にも活躍してくれ、今年一番頼りにしたルアーかも知れません。

今年開拓したポイントは、春先にベイソールミノー 73S でチヌが釣れたことをきっかけで通うようになりました。 通う中で壁際についた魚をベイソールミノー 73S で探ったところ、シーバスが釣れたことから、そのポイントで積極的にシーバスを狙うようになり、 今年の釣果につなげていくことができました。

こちらも基本使う際は巻くだけ。 ただ、巻く際にロッドのポジションを変えたり、巻くスピードを変えたりなど調整しながら探ることで釣果につなげることができました。

3位:Tiny 冷音

昨年1位だった Tiny は今年同率3位となりましたが、今年も活躍してくれました。 こちらも基本巻くだけ。

テクニカルホールとイージーホールでいうと、テクニカルホールでの釣果が多かったというか、ほぼテクニカルホールのただ巻きでの釣果でした。 ミノーやシンペンで反応がない、でもバイブレーションより弱めにという時に採用することで釣果につなげる事のできるパターンが多かったです。

5位:スーサン

こちらはほぼ壁際でもしかめメソッドでの釣果でしたが、上でも述べたように、初秋に 79cm を釣れてきたり、 この冬にも 70cm 台を釣れてきたりと大活躍でした。

秋にはもしかめメソッドで5ヒット5バラシを食らったりと、食わせの能力はものすごいものの、私の腕不足でバラしが多くこの順位となりました。

ランク外

5位までには入らなかったものの、今年活躍したルアーにはこんな物もありました。

Empathy 120 はランカーを取ったときのルアーで、Emathy 90 と同じ動きをしつつ、90 よりも沈めたい時に使っていました。

UK SAPP86WS は、ベイソールミノー 73S のフックが伸ばされて使えなくなった時に、同じようなレンジを引けるのではと思い使ってみたところ、 この晩秋から冬にかけてのあたりルアーとなりました。 スローに巻いてくるとフラフラとした巻感で釣れ、それで釣れないときは早く巻いくるとピリピリした巻感で釣れるという感じで活躍してくれました。

乱牙65 はベイトが沈んだ時に使っていたルアーで、明暗沿いをダートさせたり、そこをバンプさせることで釣れることが多く、 釣れる魚はだいたい太かった印象です。

ストリームデーモン 170J は今年の釣果を上げたルアーの中で一番でかいルアーであり、 釣れた数は 1 匹で、それ以外の多くの誤爆でヤキモキさせてくれましたが、釣れた際の喜びは非常に多くとても思い出深いルアーとなりました。

まとめ

今年も釣行回数に関しては若干適当になってしまいましたが、釣果に関しては時間やタイミング、潮位、釣ったルアーやサイズなどを真面目に記録していたので、 こうして数字として振り返ることができました。

記録を残していたことで、ポイントごとの時合なども振り返ることができ、今年の釣果アップにつなげることができたのかなと思います。

来年も記録や記憶に残る魚と出会えるように、釣りを楽しんでいければと思います。

みなさま、良いお年を!

2023 年振り返り(生活編)

今年ももうすぐ終わりになるので、今年の振り返りをしてみる。

生活編

今年も色々あったが、特に印象に残ったことを振り返る。

1月:コロナ看病

1月に下の子が咳と熱が出たのでつに我が家にも来たかと思ったが、 簡易検査キットでは陰性。

まだ早かったかということで、翌日近所で発熱外来を受け入れてくれた小児科で検査するも陰性。 その後、熱も下がったものの咳が残っていたので、いつもの薬をもらいに先の病院とは違うかかりつけの小児科に上の子を連れて妻が連れて行く。 先の状況(2回陰性)を伝えると、先生が「念のために検査しておきますか」と言うので検査してもらう。

週末を挟んで鼻に2回検査帽を突っ込まれて下の子は大泣きだったらしいが、下の子は陰性(3回目)。 上の子はまさかの陽性。そして上の子が陽性ということは、妻も検査をすると陽性。

結果、妻と上の子を隔離しつつ仕事をしながら下の子の面倒を見るという厳しい状況が発生。

1週間、看病と子守と仕事という状況でヘロヘロになりつつもなんとか乗り切るが厳しい月であった。

3月:2週間ワンオペ

3月に妻が転職の狭間で海外留学をしたいというので許可。

というのも、元々は結婚した10年前に式を終えた後に半年ぐらいの海外留学をするという話を妻としていたのだが、 結婚式の前に上の子を妊娠した結果、この話はなかったことに。

ただ、ことあるごとに妻から留学したいという話はあったのと、下の子もしっかりしてきたのでこの機会でということで許可。 しかしながら、この時期は円安もあり海外留学の費用も高く、なぜかニセコに国内留学となり2週間のワンオペへ。

2週間、一人で犬の世話、子どもの世話をこなしつつ、仕事。 多少厳しくはあるも、一人で何とかなるところはなんとかし、できないところは子どもたちに手伝ってもらって何とか乗り切る。

最後は犬を妻の実家に預け、子どもたちを連れてニセコに向かい妻と合流。 子どもたちとスキーをして楽しんで帰ってきた。

7~8月:子ども不在、高知旅行

2年前の ISUCON11 で作問をしていた際、作問に集中するため、子どもたちを自分の実家に20日ほど預けた。 子どもたちは私の実家それがいたく気に入ったらしく、以降毎年夏休みに実家へ預けることなった。 お陰で夏は子どもたちがいないので、比較的自由に過ごせるようになったし、うちの両親も喜んでいるので Win-Win-Win である。

そして、8月の初旬には10年ぶりぐらいに夫婦二人での旅行2高知へ行くことにしたが、 あいにく台風の進路に左右される形となった。

しかし、車での移動中は大雨、目的地に着くと雨が止むという奇跡的な展開で2泊3日をなんとか乗り切る。 高知は西半分しか回れなかったが、高知の食べ物を堪能できたので良かった。

機会があれば東半分も回ったり、釣りもできるといいなと思っているのでまた高知には行きたい。

9月:同期旅行

8月の夫婦旅行の翌日から、新入社員で入社した会社の同期たちと新島に行く計画をしていた。 しかし先の台風の影響で旅行を延期し9月になってからの旅行となった。

行き先は適当に複数候補を上げ、random で決めるという適当な方法だったが、 伊豆方面にAirbnb で宿を取り、SUP 体験をしたりと楽しい旅行となった。

今となっては会社がバラバラのメンツだが、 10年以上の付き合いでいまだに仲良くこうして遊べるのは幸せなことだと思う。

11月:ISUCON13

今年も ISUCON に参加したが 287 位と惨敗。

午前中は SQL 2インデックスを張ったりと DB 周りの改善。

昼前後は子供の習いごとの送迎で2時間不在になりチームメンバへ迷惑をかける始末。

夕方は環境を破壊してコード改善の目処をつけつつ時間切れという爆死具合。

最近手を動かしていないことが思いっきりでた形となったが楽しかった。

まとめ

今年も色々あったものの、こうして振り返ると大変なこともあったが、 去年みたいに鼻の骨を折ったり病気をしたりみたいなことはなく、楽しいことのほうが多かったと思う。

来年も健康に気をつけつつ楽しい年にしていければと思う。

DAISO ルアーを釣る

1箇所目、到着後のパイロットルアーにストリームデーモン170Jをチョイス。 1頭目で動きを確認し、2投目を際に投げると橋の明暗の位皮に入ったところでヒット! 「よしきたー!」と喜んだのもつかの間、アワセと同時にルアーがすっぽ抜けて帰ってくる。

1バラシ。

その後あたりがなくなったので河口に移動。

河口でベイトが沈んでいる気配だったので、ベイソールミノー投げてたら何かに引っかかった。 引っ張った感じからすると弾力があるのでどうやら釣り糸のようだ。 多分誰かのルアーが引っかかり、その糸に絡まったのであろう。

何度か竿を煽ってみるものの、取れる気配がないので諦めて引っ張る。 引っ張って力を徐々に入れていくとラインブレイク。

諦めて次はジョルティ(15g) を投げているとまた引っかかる。

またさっきの糸かと思ったが、今回は引っ張ってこれるのでゴミかなと思いあげてくると、 さっきロストしたはずのベイソールミノーと一緒に絡まったライン、見知らぬルアーがついてきたw

その後、大量のボラ、イナッコを釣り、Tracy15 でチヌを1匹釣ったあと3箇所目に移動。

3箇所目でなんとか1匹釣って帰りたいので食わせの Empathy90 をチョイス。 またも確認の1投目を終えた2投目でヒット!

サイズは小さいのでこのまま引き抜けるかと思った所 Empathy90 だけが抜けて帰ってくる。。。

その後、明暗を Tracy15 を引っ張っているとスレがかり。 橋の橋脚側に走られるので反対方向に走るか悩む。

手前の橋脚をかわせているのか分からずロッドの向きを変えるとラインが思いっきり橋脚にこすれる。 慌ててロッドの向きを変えたものの間に合わずラインブレイク。。

本日3バラシで帰宅。

翌朝、釣り上げた見たことないルアーを Google レンズで調べたところ、 そんな気はしていたがDAISO のルアーだった。

釣れたDAISOのルアー

100円のルアーに危うくベイソールミノー(1700円ぐらい)を持っていかれるところだった。

まあその後、Tracy15 をなくしたんだけど・・・

1年ぶりにランカーを釣った話

1 年ぶりにランカーシーバスが釣れたのでその備忘ログ

当日の状況

  • 釣行時間:23:30-03:30
  • 天気:晴れ
  • 風:東北東 2.2 m/s
  • 潮:

ログ

深夜の上げ潮のタイミングに家事を終えて出撃。

まず近くの橋の明暗を見に行く。 ハイシーズンのこの時期はいつも人がいるのだが、この日は潮回りがよくないからか人がいないので足を止める。

明暗の暗い側から見ているとベイトもシーバスも見えたので釣りを開始。

いくつかルアーを試すも反応は得られず見切るかどうか思案しつつ、 ルアーローテーションをしていると Empathy120でようやくヒット。

60cm のいいシーバス

その後も Tiny 冷音でヒットというかスレがかりでラインブレイクなど4バラシ。

今日はやっぱり Empathy 120 なのかと戻したところでまたも 60 cm のシーバスをキャッチ。 ただ、キャッチの際にフックがエラに掛かってしまい外した際には血まみれに・・・

長い時間をかけて蘇生を試みたものの腹を上にして浮いてきたので申し訳ない気持ちに。。。 潮止まりも迎えたので今日はここまでにするかとか帰る準備を始める。

ただ、ルアーが血まみれになったので血を落とす意味で最後5投と決めたところで下げが効き始める。 1投、2投と投げ、明暗を通した3投目に橋脚の少し奥でズンと思いアタリに合わせる。

今シーズン、同じ場所でヒット後にルアーを4つ持っていかれたことがあるので一瞬ヒヤリとするが、 最初のエラ洗いでルアーが飛ばされないのと同時にサイズを確認。デカい!

アワセはバッチリ決まっているし、ルアーもハーモニカに見えたのでまずは橋脚の裏に強引にファイト。 以前は橋脚裏に走られてラインブレイクしたが、今回は走られる前に頭をこちらに向けられたので簡単に寄せられた。

しかし問題はこれからで、簡単に寄せすぎたので手前に来て体力がありまだキャッチできそうにない状況。 多少ドラグを緩めたところで魚が流芯に向かって何度も走る。

途中はーモーニカだったルアーからフックが外れテール1本の状況に。 勝負に出るべきかと思ったが、魚がまだ元気なのでキャッチできるか怪しいので悩む。 まだ元気な魚が走るのを凌いでいるとフロントフックが拾われたので再度フックが2本かかった状況に戻る。

これで強引な勝負を避けて時間をかけて魚を浮かし、弱ったところを無事にキャッチ。

ネットに入れたところでブツ持ち写真をどう撮ろうかなど色々考えていたが、 興奮で震える手でネットに絡んだフックを外し、 サイズを測り 82 cm のランカーであることを確認したところであとはもう死なせずにリリースすることで頭がいっぱいに。 魚の写真を撮ったあとは即座にリリースし、家に帰って手を洗っているところで「あ、ブツ持ち忘れてた・・・」と思い出す。

なお、前回1年前のランカーにおいても全く同じ状況になりブツ持ちを取り忘れたので成長していない。。。 でも、1年前のランカーはスレがかりの偶然の産物だったのに対して、今回は自分でルアーを食わせたという点では少し成長できたのかなと思う。

なお、ちょうどこの日 YouTube でランカーシーバスの狙い方の動画を見ていて、 「他の人と違うことをする」ことや、「潮止まりの前後1時間(特に干潮)」いう話をきいた直後だったので、 釣れないからと人がいないタイミングでもこういう出会いがあることを身をもって体験できました。

思い出に残る最高の魚に出会えた夜でした。

1 週間で2回鼻を折って治したら辛かった話

もう3ヶ月も前の話ですが鼻を折ったので治したら治療がかなり辛かったという話です。

1 回目の骨折編

仕事中に宅配が来たのでインターホンに向かう。

インターホンで応答したあと、荷物を受け取りに玄関に向かう途中、数日前に我が家にやってきた犬の方を見る。 犬もこちらを見ているので犬に手を振りながら玄関に向かうために前に強く一歩踏み出したところ、ドアに衝突した

窓を開けていたため、風の影響でドアが半開きの状態になり、本来あるはずのない位置にドアの縦に細長い部分が存在し、そこに鼻からぶつかった。

ぶつかった瞬間 ミシッ という音がしたので「あっ、これは折れたかも・・・」と思いつつも半泣きの状態で玄関へ向かい荷物を受け取る。

診察編(1 日目)

しばらくしても痛いので病院に行こうと仕事を早めに切り上げ整形外科に向かう。

整形外科で問診票を書いて待っていると、受付の人から呼び出される。

受付の人からは「首から上は耳鼻科だから耳鼻科に行って欲しい」と言われて整形外科を出る羽目に。 人生において骨折でも首から上は整形外科ではなく耳鼻科ということを初めて知る。。。

幸い、耳鼻科は整形外科と同じ建物にあったので、そのままの足で耳鼻科へ向かう。

耳鼻科では診察自体はしてもらえたが、 CT の機械はないらしく触診等で触られた感じではやはり折れているらしい。

でも結局、詳細はわからないので大きい病院に行ってほしいということで紹介状をもらって耳鼻科を撤退。

1日目は骨折してるらしいで終了。

診察編(2 日目)

紹介状をもらったあと大きい病院へ連絡をし、翌朝見てもらうことに。

幸い耳鼻科は空いていたらしくすぐに診察に通されて触診のあと CT を撮られて確認。

結論として

折れてはいるけど、鼻が1ミリに満たない程度曲がったかな・・・?

という程度らしい。

医者からの説明では、治すには鼻に麻酔をしたあとで鉄の棒を突っ込んで整形するという話だが「この程度ならやらなくてもいいかもしれないけど、どうします?」と聞かれる。

難しい。

とりあえず1週間後に予定を入れさせてもらえたので、それまでの間に考えて、手術がいらないなら電話でキャンセルをするということで時間をもらいその日は病院を撤退。

2 回目の骨折編

病院で骨折を告げられたあと様子を見ていたが、多少鼻の通りは悪くなったもののあまり違和感もないのでこのままでいいかと思い始める。

だって、麻酔して鉄の棒鼻に突っ込まれるとかどう考えても拷問でしょ・・・

診察の予約は明日なので病院に電話してキャンセルをしようと思うが、もう病院はやっていない時間だった。 明日の朝にキャンセルの電話をかけようとおもいつつ、犬のご飯を買いにホームセンターへ向かう。

ホームセンターでカートに子供を載せて店内を進む。 カートはカゴと持ち手の間に子供が立てるスペースがある仕様になっており、そこに子供が立っていた。

ある程度進んだところで子供がふざけておしりをこっちに突き出してきたので、サッカーのリフティングの要領でお尻を軽く膝蹴りしていく。 膝蹴りを続けていくと子供が楽しくなったのか突然飛び上がる。

そして飛び上がった子供の頭が鼻に直撃する。

今度もぶつかった瞬間 ミシッ という音がしたので「あっ、これは完全に折れたな・・・」と半泣きになって店内でしゃがみ込みながら悶絶。

結果、病院のキャンセルをせずそのまま診察をうけることになる。

治療編

次の日のお昼過ぎに病院に行く。

先生に事情を説明すると「えっ!?鼻また折れたんですか?!」と驚かれる。 そうですよね、自分でもびっくりですよ・・・

先生から触診と目視の結果これは完全に曲がってると告げられる。知ってた。

CT を撮り直すかと先生に聞かれるが、もう折れてるのも曲がってるのもわかっているので、治療費が高くなるだけだと判断してCTをお断りをして治療を依頼。

当初鼻に麻酔をするという説明を聞いて鼻に注射をするものだと思いこんでいたが、麻酔のついたガーゼを突っ込むらしい。それも3回も。

1回目のガーゼを鼻に突っ込まれたところ、死ぬかっていうぐらいむせる。 胃カメラを鼻から入れたことがある人ならわかるかもしれないが、鼻に麻酔を入れると麻酔が喉まで落ちてくる。そして喉が麻痺するまでの間にむせるしえづくことになる。

病院の待合室で「オェー」って言いながらひたすらむせ続け、口から出てくる唾液をティッシュで受け続ける。かなり辛い。これがあと2回も。。。

しかし、幸い2回目以降は鼻の奥に入れられるガーゼが辛くはあるものの、喉は麻酔が効いてきたのかむせることもえづくこともなく淡々と進む。

3回目の麻酔が終わったところで診察台の上へ。 目隠しをされていたので多分だが、更に鼻に麻酔の注射をしたあとで鼻に鉄の棒を突っ込まれる。 そして先生が力いっぱい曲がった鼻をもとに戻す方向へグイグイ曲げるし押し上げる。

しかし、どうやら今ひとつうまく行かないらしく、5分ほどだったところで別の先生を連れてくる。 そして別の先生、私の唇を使ってテコの原理で鼻を更に上に上げる。唇は麻酔が効いていないからちょっと痛い。。。

鉄の棒で持ち上げたあとは鼻を固定するためにガーゼを詰め込まれる。 1週間後までガーゼは鼻に入れたままにしなければいけないらしく、鼻水とか鼻血は脱脂綿などで受けるようにと説明される。

そんなこんなで治療自体は終了。 先生たちのお礼を言ったあと診察室を出る際に「あー、鼻が痛い・・・」とぼやいたのが聞こえたのか先生たちが爆笑していた。

その後、痛み止めや抗生剤などを受け取って、支払いを済ませて病院を撤退。

車で病院まで来ていたので、自分で運転をして帰ることになるのだが、道中で麻酔が切れたのか鼻が痛い。 鼻が痛いと涙が出る。車の運転をしながら涙がボロボロ出るので痛いしつらい。。。

家に帰っても痛いのでご飯を軽く食べて痛み止めと抗生剤を飲んで痛み止めが効いているうちに寝る。 夜中3時頃に痛みで目が覚めたので釣りに行くと魚が釣れたので気晴らしにはなったが鼻は痛い。

治療中編

治療後 3 日ほどは鼻がジクジク痛むので痛み止めでごまかしつつ、鼻に詰めた脱脂綿を定期的に交換すると鼻血がついているような状態が続く。

4 日目ぐらいから痛みが引いて多少良くはなるが、鼻に脱脂綿を詰めていないと鼻から水?が落ちてくる状態が続く。脱脂綿につく血の量はかなり減ってきている。

この鼻にガーゼと脱脂綿を突っ込んだままの生活はかなり辛い。 日中はうっかり脱脂綿の交換を怠ると鼻から出る水が滴ってくる。 夜は寝ている際に鼻呼吸ができないため口呼吸になる結果、口の中と喉が乾くので深夜に水分補給で起きるのでぐっすり眠れない。

そんなじわじわと真綿で首を絞めるような(実際には鼻の中に真綿なのだが)辛さに1週間耐える。

治療後期編

治療から1週間後、病院で鼻の中のガーゼを抜いてもらう。 ガーゼを抜いたあと鼻血が続くようだと再度ガーゼで鼻を固定するかもと言われたので内心ビビっていたが、鼻血は無事に収まり、鼻の中のガーゼとはここでお別れ。

「まだ微妙に曲がっているので、もう1回治療をやるのもありだけど」

と先生に言われるが、あんな辛いのをもう1回はゴメンなので、もしまた鼻が折れた際にはよろしくお願いしますと伝えてお断り。

最後に先生からは「このあと1ヶ月ぐらいは鼻をぶつけないように守ってください」と言われる。 ・・・犬と子供に気をつけようと心に誓う。

その後1ヶ月は鼻を守りつつ生活を続け、現在3ヶ月ほど経過。

鏡を見ると鼻は多少曲がってる気もするが、そんなに気になるものでもないのでヨシとする。

まとめ

鼻を骨折して治療をするのは人生においてもかなりつらい経験に分類されるものでした。 みなさんも骨折、特に鼻の骨折にはお気をつけてお過ごしください。。。

干し芋リスト でお見舞いの品もお待ちしております(ぇ